砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1931滴:絶対に売れない商品と使えない社員

岐阜駅近くのヴィ・ド・フランスで「マンゴー・スムージーのラージ」と 注文したのに請求された金額が違った@店員と口論になりかけた杉山です。

ちなみに、種類は「R(レギュラー)」と「L(ラージ)」の2つでした。

ですから、「R」をラージと思い込み「L」はロングだと信じていました。

さぁ、そんな一瞬「R」は右(right)で 「L」は左(left)だと思った ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

ネットショップの品揃えでも飲食店のメニュー表でも同じですが、

「まぁ、これだと売れんだろ~」というものがまったく多いです。

それは一体どういうものなのか?

答えは、売れ筋商品ばかりを羅列している見た目にカッコいいものです。

例えば「フォアグラとかキャビアが入ったチャーハンを作ったらどう?」と、 超忙しい私がそこらの中華料理店のオーナーに進言なさったとします。

そこで100%返って来る答えは「価格が合わないですよ」ですよ。

そう、その店は商品単価を800~1200円にしているからです。

実に愚かなオーナーですね。

そんなものは1万円のチャーハンにすればいいだけじゃないですか。

それができるかどうかが「繁盛店」と「水没店」との分かれ目です。

絶対に売れない商品をメニュー表に載せることができる店は、 絶対に繁盛します。

とりあえず地元のテレビ局や雑誌社からの取材が来るはずです。 また、1万円のチャーハンが食べたいという変わり者など結構、存在します。

私はお客よ。お客の立場の私が言うんだから間違いありません。

売れ筋商品ばかりを羅列した時点で、すべてが売れ筋商品ではなくなります。

要は、そこに余裕が感じられるかどうかなんですよね。

お金を使うほうからすれば。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

それは会社組織にも通じます。

トップセールスばかり10人を揃えた会社があったとします。

たしかにパレートの法則ではありませんが、その中の2~3人は 落ちこぼれてはいくものの、絶対的にモトが優秀じゃないですか。

∴そーいう組織は長続きしません。

コイツは絶対に使えないだろ!という窓際のトットと去れちゃんみたいな 社員がそこにいるかどうかです。

まぁ、なかなかそれができる社長は少ないです。

メニュー表にしろ組織にしろ大切なポイントは、 そこに少しでも余裕が感じられるかどうかです。

消費者は、重苦しいと感じたものにはお金を使いません。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━