砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1935滴:月の砂漠

時節柄、仕方なしに「今年もお世話になりました」という心も愛も1cmも 込められていないメールを数人に送った@予想外の反応に驚いた杉山です。

ちなみに、「三重県か?」と「何それ?」というメールが返って来ました。

ですから、12月31日と1月1日と3月25日の何が違うのでしょうか。

さぁ、そんな案の定、丁寧に「今年も尾鷲になりました」と打ったらしい ってハナシはバシッとやめて、今日もサラ~ッとお読みください。

ちなみに、尾鷲(おわせ)は三重県南部の熊野灘に面する市で、 全国的にも雨の非常に多い地域の一つである。by Wikipedia

秀丸にひな型文章を書き、それをコピー&ペーストして送ったので、 このようなミスが戦時中のシラミのように増殖しました。

「今年も尾鷲」メールを受け取った方々、 まったく心がこもっていなくて誠にすびばせん。

いやぁ、地球レベルで不景気ですね。でも、不景気って何なんですかね。 目に見えないものは信じない派の私にはよく分かりません。

今年の5月と11月にソウル(韓国)と台北(台湾)へ一滴増した。 それぞれ世界的に見ても景気がいい都市ですね。

でも、そこにある公衆トイレでは、紙がつまるからといって 「紙を流さないでください」と日本語で書いてあるんですよ。

日本の大手メーカーが束になっても敵わない大企業がある大都市で。

尾鷲に紙が流せない公衆トイレなど存在しません。

蛇口から出る水を普通に飲むことができる国はジャパンだけです。 ソウルや台北の水道水など尾鷲の雨水にさえも劣ります。(未確認)

ただ、国の借金は莫大だし、この状態はあと30年は続くでしょう。 要は、私が生きている間はずっとこのままの不景気ということです。

だったら、この不景気を愉しむことを考えればいいじゃないですか。

生きてさえいれば100%、明かりは灯っているものです。

バブルの頃の燦燦と照らす太陽の光だけが明かりではありません。

夜空の月の明かりも風情があって結構、いいものだとは思います。

紫外線も少ないですし。

あーじゃこーじゃと不平不満ばかりを並べても30年。

朝、普通に目が覚めることを心から感謝しても30年。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

バブルが異常なんですよ。 バカでも無能でも土地さえあれば大儲けできたあの時代が。

ある意味、今が正常だとは言わないまでも、 頭を使ってやった者だけがそれなりに伸びるまともな時代だとは思います。

我が家の娘たちは平成生まれです。 だから、今の景気しか知りません。

彼女たちから見れば、今がスタンダードです。

そうじゃありませんかね。間違ってますかね。

間違ってますかねは、松金よね子にちょっと似てる。

ブルックスの珈琲とか奥歯が痛いこととか真冬の蚊のこととか、 書きたいことがたくさんありましたが、今日はこのへんでお暇します。

ちなみに、お暇(おいとま)と読みます。

いいことも半分。苦しいことも半分。

今が苦しけりゃ必ずいつかいいことが訪れるはずですが、 それはちゃんと頭を使って考えた人というのが条件です。

今月最初で今年最後のメルマガとなりました。

五臓六腑に染み渡るほど良いお年をお迎えくださいませ。

来年は卯年なので、もうちょっと頻繁に発行するぴょん。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━