砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

格好良過ぎる難攻不落の立ち姿に感動した熊本城(熊本県熊本市)

晩から朝にかけて土砂降りだった。激しい雨音のせいで4時には目が覚めた。

朝食

テレビの予報でも熊本市はずっと雨模様だと日テレの女子アナが言っていた。

熊本城

しかし、そこは晴れ男。宿から一歩外に出てみると雨は無難に上がっていた。

熊本城

すぐに今回の主たる目的でもある熊本城へ行ったが、その荘厳さに閉口した。

不開門

あまりに広大な城郭だったので正門が分からず、本来は鬼門であるところの不開門(あかずのもん)から入城した。道理で人影がなかったわけだと納得!

熊本城

石垣だけでも鳥肌が立つほど感動したが、それを打ち崩すほど蒸し暑かった。

熊本城

壮大な自然も素晴らしいが荘厳な人工物のほうがさらに素晴らしいと感じた。

番人

「暑いだろ、本当は徹底的に暑いだろ」と心の中で何度も繰り返し、同情した。

大天守と小天守

威風堂々の大天守と小天守。昭和35年に復元したものだが実に美しかった。

大天守から眺めた宇土櫓と遠くの金峰山たち。緑も映え、風も心地良かった。

大天守と小天守

天守から出て来た頃には厚い雲は消え、眩しい青が一面に澄み渡っていた。

大広間

本丸御殿の大広間。あたかも3Dで見ているかのような奥行きが続いていた。

昭君之間

本丸御殿の中で最も格式の高い昭君之間。大量のゴールドが印象的だった。

大天守

長塀側からの大天守。その形状ゆえに懐かしいアポロチョコレートを連想した。

大天守と小天守

頬当御門側からの大天守と小天守。心の底から晴れ男の自分を褒め称えた。

宇土櫓

重要文化財の宇土櫓。創建当時から唯一残る現存櫓はあまりに美し過ぎた。

宇土櫓の最上階からの風景だが、金森さんの解説が風でかき消されていた。

宇土櫓

「第三の天守」とも言われる宇土櫓だが、目を凝らせばカネゴンにも似ている。

大天守

しかし異様に蒸し暑かった。それもそのはず気温が体温に迫っていたようだ。

長塀

坪井川に沿う長塀。現存する城郭の堀の中では、最長の242メートルを誇る。

蜂楽饅頭

熊本城を後にして再び上通アーケード街。気になっていた蜂楽饅頭を買った。

蜂楽饅頭

好物の御座候とどこがどう違うのか分からなかったが、とにかく美味しかった。

海鮮丼

ちょっと早いが空港へと向かった。空港内のりんどうで海鮮丼セットを食べた。

記念スタンプ

熊本城は「日本100名城」の中の92番。格好良過ぎるので絶対に再訪する。

飛行機内

ANAの機内だが、私の左横を通るキャビンアテンダントの匂いが素敵だった。