砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1950滴:幹部会議の東西南北

最初にお断りしておきますが、2時半からずっと起きていて 意識がモーローとしています。

別に徹夜で仕事をしていたわけでもなく、 何かに悩まされていたわけでもありません。

「一体、羊を何匹まで数えられるのだろうか?」という 少年のような課題に取り組んだ結果、目がさえて眠れなくなっただけです。

ちなみに、867匹目でバカバカしくなって数えるのを止めました。

幹部会議ってお好きですよね、そこらの社長は。

事あるたびに「部課長以上集まれ」とか叫んで、 烏合の会議を始めます。

部課長以上といっても3~5人がせいぜいなのに。

そして案の定、何も決まらず終わります。

さぁ、それはどうしてでしょうか?何が原因なのでしょうか?

お答えは超簡単です。

その会議のテーマが、会社の方向性を問うものだからです。

A:主力商品を昨年より5%多く売り上げるためにはどうしたらよいか。

B:主力部門を見直して、新たな事業を柱にしたいがどうしたらよいか。

上記Aの内容だったら、いくらでも幹部は意見を言えるし、 解決策は必ずあります。だから、幹部会議にはもってこいのテーマです。

ところが、Bのような会社の方向性を問うテーマには答えはありません。

要は、それを考えることのできる人間はたった一人で、 それが社長だということです。

会社の方向性を幹部とは言え赤の他人の社員に訊ねた時点で、 あなたは社長失格よ!ということだがね。

同じテーブル、同じ顔ぶれ。 そこに投げかけるテーマひとつで社長の力量がハッキリわかるものです。

既存を前に進めるテーマなら幹部社員でもOKですが、 会社の東西南北を決めることなら社長が決めましょう。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

いい感じに眠気がピークに達してきました。 今、鏡を見たらお目目がウサギさん状態でした。

お目目というのが、妖怪の目目連(もくもくれん)に超似ている。

話はコロッと変わりまして、私も少し登場しているアニメサイトです。 http://www.dantotsu-road.com/

ベルリン映画祭の銀熊賞でも狙おうかと思うわけないじゃん・レノ。

完璧に限界なので熱い珈琲を浴びるほど飲んで仕事に掛かります。 会社に限らず、方向性を決めることは自分だけにしかできません。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━