ホテルの部屋をエアコンで徹底的に冷やして眠ったせいか、少し鼻水が出た。慣れないことは一切しないほうがいい。一日フリー乗車券で金沢周遊バスに乗った。3回ほど乗ったのでちゃんと元は取った。3人とも女性運転手だった。
ひがし茶屋街を散策したが、風情を打ち消すかの如く照り返しが強烈だった。
愛想の良いベテランの女性運転手だった。それだけで幸せな気分になれた。
金沢城の石川門。この対面に兼六園があるが、今回は金沢城だけに絞った。
暑さのせいなのか関心がないだけなのかは不明だが、人の気配がなかった。
枡形虎口が独占欲をかき立てまくってまたいい。I love 四面楚歌といったところか。
総合案内所で記念スタンプを押した後、河北門を3回ほど繰り返してくぐった。
復元とはいえ青空の下、菱櫓と五十間長屋が嗚咽するくらい実に美しかった。
できるものなら2~3年くらい住みたいと思ったが、冬場は死ぬほど寒かろう。
チップを手渡したい思うくらい妙齢の女性ガイドが懇切丁寧に解説してくれた。
戌亥櫓に続く見事な石垣。明治時代に陸軍が穴を開けたアーチ門があった。
長さ約50mの三十間長屋は現存する多聞櫓で海鼠壁もまったく美しかった。
そう言えば今日はまだ何も食べていなかったことに気づき、金沢駅構内にある魚菜屋で15種類の魚介類がてんこ盛りの北海盛り丼をビールで押し込んだ。