財布の中が悲惨な状態だったので2000円以内で移動できる場所を探した。それが桑名だった。そこそこ距離があり、往復でも1900円というのがうれしい。
JR桑名駅から歩いて15分ほどで桑名城へ着いた。ただ、現存建造物はなく石垣や堀が残るのみで現在は、憩いの場の九華公園として整備されている。
漁船の船溜まりだが、ここは桑名城の外堀で城壁の上に民家が建っていた。
蟠龍櫓は歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」でも象徴的に描かれている。
立派な大鳥居は、伊勢神宮の遷宮(20年)ごとに建て替えられているらしい。
さらに歩いて重要文化財の六華苑を訪れたが、素晴らしく荘厳で圧倒された。
随分前にテレビで観た「天才刑事・野呂盆六6」では、この場所のこの椅子に座っていた悪役弁護士がボウガンで撃たれて死んだ。何気に感慨深かった。
午前11時。桑名と言えば、焼き蛤。はまぐり食堂で志ぐれ茶づけを堪能した。