砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1961滴:可愛い社員の伸ばし方、そうでない社員の切り方

明けましておめでとうございます!

旧年中は大変お世話になりました。 どうぞ今年も鬱陶しいくらいよろしくお願い申し上げます。

ある会社に同期入社のA太郎とB兵衛がいました。

(1)A太郎の年収600万円:B兵衛の年収600万円

(2)A太郎の年収500万円:B兵衛の年収495万円

さぁ、A太郎はどちらが幸せと感じるでしょうか?

正解は、間違いなく(2)です。

たとえ年収が100万円少なくても、同期入社の者より 5万円多いほうが確実にハッピーだと感じるでしょう。

極端な話、1円でも差があれば偏差値54程度の満足はします。

自分の幸せは他人の不幸。他人の不幸は自分の幸せという、 傍からすれば卑しいとか小っちぇ奴だと思うようなことを

幸せと感じてしまうのが人間です。いいか悪いかは別にして。

だから、マウス片手のそこの社長! ある特定の社員を溺愛したいのなら、年収をアップさせるのではなく、 他の社員と差をつけるようにしたほうが遥かに効果的です。

また、7~8年前にもお話しましたが、年収が600万円以上になると どんなに可愛いA太郎でも「費用対効果は?」と思ってしまうものです。

そして、差をつけられたB兵衛は3年以内に96%の確率で辞めます。

大切な社員を伸ばすとき、またその反対で切りたいときには 上記を参考にしてください。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

事情があって昨晩は1時間しか眠っておりません。今、鏡を見たら 「こぉぉおお~ッ」と唸る千葉真一のような険しい目になっておりました。

腰痛を余裕で超える睡魔なんて生きている間にそうはありません。

ってことで日誌を更新してから永い眠りに入りましょう。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━