砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

第1963滴:自転車とダンプカー

普通の人間なら気が狂うか絶命するほどの腰痛なのに、 強靭な精神力を持つ私ゆえに今日もこうして元気です。

ってことで、毎月のように治療院へ通っていますが、 そこの先生が「ほぅ~」と唸るようないいことを私に言いました。

「あなたは歩くことしか考えなくていい」と。

その他に腰痛を治す策はないそうです。

人間は真っ直ぐ歩くことによって体のバランスを正常に戻す機能があり、 もっと言えば、傾きながら歩くことのほうが難しいので歩きさえすれば 勝手にバランスは整うものだと。

なるほどねぇ~。

「あなたは自転車と同じなの。自転車はダンプカーよりも優れている」

ほう!それはどういうことですか?

「小刻みに動き続けることで毎日少しずつ変わることができる」

はいはい。

「小さく変わり続けることによって、大きく変わるリスクを免れる」

要は、人間も会社も小さく変わり続ければ、大きく変わらなければならない ような切羽詰った境遇に陥ることもないということです。

物事が上手く軌道に乗ったら、それを維持しようと頑なに変わることを 拒み続ける人がいます。

しかし、そのままの状態で5年も続くわけがない。4年10ヶ月経ったとき、 このままではいけないことに気づきますが、そのときには手遅れで、多額の 費用を掛けて大きく変わらなければならない境遇に陥っているのでしょう。

だから、大きなリスクを避けるためには、小さく変わり続けていればいいの。

治療院で腰痛の緩和と経営の勉強ができて一石二鳥の大満足でした。

┃一┃筆┃後┃記┃───────────────────

人間の体と会社経営との因果関係は、その他にもたくさんありますね。

例えば、・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・

申し訳ありません。まったく思いつきません。

昨日、長篠城へ行った帰りに電車の中で85分間も足止めを食らいました。

そのニュースが今朝の日経新聞に大きく載っていました。 ド田舎の飯田線ではICカードの利用は控えてください。

では、また次回、お会いできることを楽しみにしております。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━