砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

サイゼリヤのシナモンフォッカチオで値打ちな乾杯(岐阜県各務原市)

そのとき僕はフィレンツェの石畳を一定のリズムで歩いていた。15分後、ウフィッツィ美術館の『ヴィーナスの誕生』の前でヒンズー・スクワットをやっている自分に気が付いた。それはまるでボッティチェッリの鮮やかな筆遣いが僕をそうさせてしまったかのようだった。ふと右隅に目をやると松田聖子を5発くらい殴ったような顔の女性監視員と目が合った。(この物語は悲しいくらいノンフィクションです)午前中に2箇所のお見舞いに行き、それから各務原のサイゼリヤでデカンタの赤ワインを飲んだ。すると私の中のイタリア系遺伝子が活発にブラウン運動を開始した。190円で結構、酔えた。私の場合、顔の下半分がジャン・レノで、上半分はジョージ・クルーニーなんだけどつなぎ合わせると典型的な日本人なのよね。中学時代は給食の揚げパンが大好きで、今でもシナモンの粉末をアイシャドーにしたいくらいこよなく愛している。よって、シナモンフォッカチオはそれなりに美味しかった。私の食事代は489円だった。