午前４時に『軍師官兵衛』を観ながら「私だったら織田と毛利のどっちに付いただろうか？」と真剣に悩んでしまった。と、悩んだ時点でどっちでもいいんだよね。腹が決まっていれば悩むことは絶対にない。北川景子と鈴木杏樹からプロポーズされたら私は悩む。それも同じでどっちでもいいんだよね。逆に「Ａを味方に付けたい」と思ったらどうすれば一番効き目があるかと言えば、ライバルよりも先にＡに会うことだ。おそらくＡは「どっちでもＯＫ」な状態だろう。そのような場合、最初に会ったほうに感化されやすい。それは、生まれたばかりのアヒルと同じく「最初に見たものを母親（味方）と信じるのに似ている。だから、後からＡに接近したライバルがそれを覆すことは難しい。ただ、これは「どちらか一方を選択しなければならない状況」のときに限定され、「俺のためにやってくれるのかやらないのか？」という、ある特定人物のための二者択一の場面ではさほど効果はない。朝までフツーに睡眠したいと切に願う僕だった。
