砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

「断捨離せざるを得ない状況を作ったお子ちゃま感覚」を捨てろ

いまだに世間では断捨離(だんしゃり)という言葉が横行しているようだね。簡単に言えば、断捨離とは身の回りの不要な物の数を減らし、生活や人生に調和と潤いをもたらそうとすること。そこでいつも思うんだが、不要な物なら最初からなくても困ることはなかったじゃん。今、要らない物ってその当時も要らなかったんだよね。だから、捨てることがさも分別のある大人の潔い行為であるかの如く必死こいてやっている連中が、私には鼻をかんだティッシュを丸めてゴミ箱に投げ入れているのと同じ光景にしか見えない。そもそもその目的である「生活や人生に調和と潤いをもたらす」ことを目指すならば、物自体よりも日常の無駄な行動や余分な一言を削ったほうがいい。まともな君ならそー思うよね。だから僕、ほとんど物を買わないもん。買うとすれば一生モノさ。だから、断捨離したくてもできないの。断捨離マニアが捨てなきゃいけないものは「断捨離せざるを得ない状況を作ったお子ちゃま感覚」じゃないんでしょうかねぇー!ってことで、親戚から1キロのゴーヤをもらったので佃煮にした。当然、私は食べない。沖縄は大好きだがゴーヤは苦手だとお口がレモンより酸っぱくなるほど何度となく言っている僕がいる。