8年前、犬飼さんに「飼い犬さん」と言ったら死ぬほど叱られた杉山です。そんなに怒ることか?そこで今回は「本質を読むことの大切さ」を話そう。それが如実に判断できるのが「相手の犯したミスをどう読むか」だ。例えば、注文した塩ラーメンに髪の毛が入っていたら致命的だ。いくら細麺ちぢれが好きな僕とは言え、こんな縮れっ毛はゴメンだぜ。その店は一事が万事ダメな店だろう。だが、生命保険のライフプラン提案書に「杉山広道」と書いてあったらどうだろうか。多くの人間は、「え、弘道なのに。。名前が間違ってる。そんな人が作った提案書なんてどうせいいかげんなものに決まってるわよ」と男でも女言葉で疑うはずだ。あのね、姓名判断や四柱推命じゃないんだから名前が間違っていたところで死亡保険金の額は変わらん。このように安易な判断で相手の揚げ足を取ると本来得るべき利益まで手に入らなくなって損をすることがある。これを逸失利益と言う。相手の犯したミスが些細な事か致命的か、よく考えるこった。