砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

親思いの僕ってステキ

60年間のパン職人人生に幕を下ろした義父さんをお祝いするため、そろそろ台湾旅行の計画をせねばならない。そこでザッとA4のコピー用紙に書き殴った。テーマは「親思いの僕ってステキ」だ。義母さんは20回以上も海外へ行っているが、働きづめの義父さんは一度も日本を出ていない。この際、義母さんは無視。義父さんは11年前にパスポートを一度だけ作ったが、それを使わないまま期限が切れた。ハハハ、手数料を岐阜県に寄付しちまったぜ。とにかく今回はパスポートを使って外国の地を踏ませれば勝ちだ。日本との気温差の少ない10月に行く。お祝い色はあえて出さないほうが義父さんもフツーに楽しめるのでホテルのランクだけアップしておく。スタンダードは愚の骨頂、スーペリアではソニースマホみたいなので弘道子・デラックスだ。極度の疲労を避けるために今回は台北九份を3日間で回ろう。予算は一人につき9万8千円だ。何でも解決してくれるA4のコピー用紙は偉大でしょ?書き殴れば答えは出るのよ。