砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

ハングリー精神うんぬんを語る前に物理的にハングリーになってみろ

「キレイな胃ですねぇ」「はい、一日一食ですから」とは先日の胃カメラ検査時に医師と交わした会話だ。本当は一日一食半だけど。でも、朝は軽くパン一切れで午後2時頃に主食を済ます食生活が私には合っているようだ。そもそもそこらの連中は飲み食いに執着し過ぎだ。本能の赴くままに飲み食いや交尾に生きがいを感じる連中は家畜や晩夏の昆虫となんら変わらない。以前、社長が集まった勉強会で講師が「一週間ほど食事を与えなかったオスのハツカネズミの前に大好物の餌と丸々と太ったメスを置いたらどのような行動を取ったか?」という質問をした。正解は、交尾だ。するとN社長は「俺はやりながら食う」、続いてM社長は「俺は食いながらやる」と言った。あなたたちって人は・・・。N&Mの共通点は問屋町で繊維会社を営んでいることだ。よく「ハングリー精神」とか都合のいいときにだけ口にするが、まずは物理的なハングリーを体感してみることが大切なんじゃないの?今のままではハツカネズミですら寄り付かん。