砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

限りなく0に近い商品価値

昨日、我が家に生ハムが届いた。誤解しないでほしい。だからと言って君たちに「日頃からお世話になっている杉山さんに御歳暮を贈りなさい」と催促しているわけではないので念のため。ただ、どーしても贈りたいという奇特な熟女&熟々女がいたら僕の個人情報を教えてやるのでメッセージを送ってくれ。この際、うだつの上がらん男でも構わない。そこでだ、宅配業者から手渡されたそれは高島屋の包装紙とタバコの臭いに包まれていた。生ハムが燻製になるところだったよ。贈り物というのは、その物自体だけではなく「手元まで届ける過程」も大事な商品だ。箱の中の商品に影響がないとは言え、相手がタバコの臭いで気分を害した時点で商品価値は限りなく0に近い。当然、お客様相談窓口に電話をかけて腹の底から罵倒してやった。この地域を担当する宅配員だけの問題ではない。逆に私が誰かに贈り物をしたとき、相手にこのような状態で届くと思うとやるせない。全国の宅配員に禁煙を厳命しろと烈火の如くド叱ってやった。