砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

旅にみる男と女のその違い

胸の谷間にあいつの鼻がぁ~♪(原曲:『兄妹船』by鳥羽一郎)。あー、お口で呼吸するのも面倒臭ぇ。そう、全身の毛穴で深呼吸できるくらい澄んだ空気だぜ。ここは鳥羽だ。前にも言ったが何度でも言おう。毎年、僕は3月前後に鳥羽を訪れるんだ。あの大震災も鳥羽で遭遇した。自宅に帰れずに近鉄のコンコースで3時間以上も座っていた。あの頃の思いを忘れないためにもこうして毎年訪れている。僕は、そーいう人情の厚い男なんだ。ほらごらん。この美しい海と青い空を今日も元気に働く労働者諸君にもわけてあげたい。一昨日、自由書房で立ち読みした雑誌の中に「男の嫉妬は病気、女の嫉妬は武器」という言葉があった。今、圧倒的な絶景を前に込み上げる思いは「男は想い出に生きるが、女は将来に向かって生きる動物」という実情だ。この海で男と女が入水自殺を図ったとしたら女を助けよう。男はまた同じことを繰り返すが女は別の男と楽しく暮らしているはずだ。そして海は僕を詩人に変えた。では、朝食に一滴増す!

鳥羽からの帰り道、時間があったのでサクッと熱い珈琲&甘いケーキタイムに突入した僕だった。