ここ最近、元柔道選手の篠原信一がやたらとバラエティなどのテレビ番組に出て面白い。個人的にも大好きな部類なのですっげぇ頑張ってもらいたい。シドニーオリンピックでは「世紀の大誤審」で銀メダルに終わったが、それがネタにもなっているので今から思うとそれはそれでよかったかもしれない。先日、斉藤仁が亡くなった。ロサンゼルスとソウルで2つの金メダルを取った彼だが、全日本選手権では無冠だった。そう、3学年上に天才の山下泰裕がいたからさ。そこで彼が言った名言「エベレストには登ったが、まだ富士山に登れない」がある。世界一になったのに日本一になっていない。こーいうことは実生活や仕事上でもある。外では大いに評価されているのに身内には見向きもされない。学校の裏山にも登れない奴が富士山に挑戦しても酸欠になるのがオチだが、立派な功績を上げた者にはソッと富士山に登らせてやったほうがその後も期待できる。君たちはすでに山頂にいるんだよ。杉山という難攻不落の山のね。なんちて。