砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

アップルパイからバシッと衝撃を受けた商売のヒント

僕はアップルパイが大好きだ。寿司のコハダ以上に愛している。この衝撃の事実は誰にも打ち明けたことがないため、これを知っている奴は杉山様検定試験1級うんぬんではなく僕の部屋に盗聴器を仕掛けた遠隔操作のストーカーだろう。20歳の頃にアップルパイの中身がリンゴだと初めて知った。「え?あのリンゴ?」というショックは筆舌に尽し難いほどだった。当然、「アップル=リンゴ」くらいはご存じだったが、その加工技術に僕は閉口した。22歳になった僕は、常盤新平の小説『遠いアメリカ』に収められている短編『おふくろとアップル・パイ』を読んだ。その後、アップルとパイの間に「・」を付けるべきか否か2年半以上も悩んだ。そして僕は省略するほうを選択した。いい時代だった。今日の〆に入ろう。固い果実がまったく別の斬新なスイーツとなる。これは発明ではなく発見だ。あるものとあるものを合体及び加工させることにより、まったく別の素晴らしいものになるという事実を僕はアップルパイから学んだ。