昔々のことじゃったあ。三重県は阿漕(あこぎ)という地域に住む商人が禁漁区で大量の魚を獲ったそうじゃあ。それを高値で売りさばいたことから「阿漕な商売」、つまりじゃ「阿漕=あくどい」という意味で使われるようになったそうじゃあ。なぁ、ばあさんや。んだな、じいさんや。そう、今でもJR阿漕駅を通過するたびに「この地域の住民たちはこの史実をどう受け止めているのだろうか?」と他人事ながら心配してしまう杉山です。だから、そんなことはどーでもいいんです。ある飲食店のオーナーから相談されて弘道は三重県へ向かった。改善点は4分で判明した。だってこの僕だよ。笑顔がステキな店員を採用すればいいだけのことさ。今の日本に不味い飲食店はない。あったら半年で潰れる。大企業でさえもスマイリーな美女を受付嬢として採用するというのに小っちぇ飲食店ならなおさらのことだ。味は一握の安心感を与えるに過ぎず、リピーターを増やすのは決して味ではないということを覚えておいてもらおう by 久しぶりの半沢直樹風。