砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

花のある暮らしと華のある人間味

昨日、あまりに暇だった弘道パパは、出勤前の娘と一緒にボーっと大きな口を開けながらワイドショーを観ていた。すると娘がパパに「あのさ、なんでこのA子よりB美のほうがずっとキレイなのにA子が主役でB美が脇役なの?」とタメグチで聞いた。速攻でパパは「あ、あしだまなだよぉ」と奇をてらったモノマネで返したが娘は微動だにしなかった。パパ撃沈↓きっと「面倒臭ぇオヤジだなぁ」と思ったに違いない。パパは焦った。ここで一発大逆転しなければ父親株が芦田愛菜の需要の如く大暴落という最悪の事態で終わってしまう。「それはね、B美はたしかにキレイだけど華がないんだよ」「ハナ?」「あ、花とか鼻と思った?」「どのハナ?」「華やかな華だよ」「ふ~ん」と難しい顔の娘。「キレイだけなら高島屋のマネキンと同じだよ」「じゃ、華がない人はずっと脇役なの?」と花粉症で涙目の娘。「だからね、華がない人は一芸に秀(ひい)でるしか道はないんだよ。まずは自分に華があるかどうか確認することだね」「ふ~ん」。