砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

関西と近畿の桜の樹の下で

猫も杓子も孔子も孟子も礼子も敏子も「満開です♪」とバカのひとつ覚えみたいにアップしやがるが、そんなに桜がお好きだったかい。だったら、太い幹に5センチまで近づいてよく見てごらん。そこには3センチくらいの毛虫がウジャウジャいるでしょ。だから僕、絶対に桜の樹の下には立たないの。お花見で埃にまみれた食い物を口に入れる連中のその神経が分からん。でもね、せめて一度くらい僕を誘ってみても決してバチは当たらない。ってことで、昨日の弘道は新たな出会いを求めて桜が満開っぽい関西方面へと向かった。そう、確実に体力が消耗する青春18きっぷで行ったのさ。ハチのムサシは死んだのさ。でも大阪って何気に下品じゃん。ほら、僕ってアーバンチックなナイスなミドルだから。ところがだ、神戸はちょっとオシャレ過ぎて緊張するからその手前の伊丹で降りたんだ。有岡城の満開の桜を目当てに訪れる女子との出会いを満喫するはずが、バカ笑いしながら持参した弁当を食っているアラセブ婆しかいなかった。