誰も友達がいないひとりぼっちの僕は、あまりに暇過ぎてボーっと口を開けながらネットサ～フィンを楽しんでいたら興味深い動画を見つけた。それはアメリカで成功しつつある一人のダンサーのドキュメンタリーだった。インタビュアーが「ダンスの本場のアメリカで挑戦するのは環境的に厳しくないですか？」と質問すると彼は「本場だから楽なんです」と即答した。君ってさ、僕とまったく同じ考え方だね。やはり僕たちのようなトップレベリーのダンサーになるとさー、発想まで似ているさー。そう、ダンスの本場だからこそ「ダンスの必要性」は国民レベルでみんなわかってくれているし、その需要は間違いなくある。もしそれが徳島県や高知県だったらどうだろう。阿波踊り以外はダンスじゃないと本気で信じている徳島県民を説得したり、朝から晩まで酒ばっか飲んでいる高知原人に「そもそもダンスとは」とその説明からしなあかんがね。その業界の本場で、できるだけライバルにバカが多い業種を攻めたほうが余裕で勝てる。
