砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

使えるアフォーダンス

説明しよう、アフォーダンスとは「アホが踊るダンス?」ではなく、そのものを見ただけでこちらが何をすればいいのか分かることを言う。「提供する」という意味の「afford」を基にした造語だよ。例えば、椅子があれば「座る」、タンスの引き手があれば「引く」、ドアのノブがあれば「回す」、水があれば「飲む」という具合に説明がなくても自分の経験に基づいて行動することができるよね。そのもの自体がメッセージを送ってくるためこちらは次に何をすべきか直観で判断して行動できる。ハハハ、調子に乗ってきたぞ♪さらに言えば、パソコンが廃ってタブレット端末が主流となったのもアフォーダンスのせいだ。複雑な機械とは異なりスマホなどは分厚い取説がなくても次に何をすればOKなのか簡単に分かる。人と商品との間にアフォーダンスがあれば、来店客がショーケースの中をのぞき見たら美味しそうなモンブランやティラミスやチーズケーキなどに自然に手を伸ばすだろう。