砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

法に守られている仕事は法に殺される

カルピスを見ると原液のままゴクゴクと飲みたくなりませんか?そーいう君は間違いなく貧しい幼少期を過ごしてきたのだろう。僕が生まれ育った古き良き昭和では、それぞれの家庭で作るカルピスの濃度がその家庭の貧富を如実に表していた。大人になった今、君はカルピスの大人買いならぬ「大人飲み」をしたいというモーレツな衝動に駆られているに違いない。だから、そんなことはどーでもいいんです。ある大手外資系保険マンのA君が200万円の腕時計を買ったとイチイチこの僕にメッセージを送ってきた。ふ~ん、僕、物欲まったくないの。っていうか、保険業を筆頭に代理店商売は辛いだろ。毎月、数字を作らないと「干される」から苦しいだろ。たしかに業界の法律に守られているが、業界の「おもり」をしてくれる議員先生が落選したら法律が改正されて終わっちゃうだろ。法に守られている仕事は法に殺される。自分で価格を決められない商売はいつかはなくなる。ゴメンね、脅すだけ脅しておいて何の回答も示さずに。