もう君たちはとっくに忘れているかもしれないが、この僕の投稿は腐ってもビジネス系。ってことで、昨日が「母の日」だったので、それをテーマに商売について考えてみよう。日本の生花市場の規模は約１兆円と言われている。その中でも花屋における「母の日」の市場規模は約１千億円。つまり１０％だが、店によっては年間売上の３０～４０％をこのイベントだけで占めている。これを聞いて「すっげぇな！」「超うらやましいじゃん」と思った奴は大バカ野郎だ。一生を賭けた仕事の約３分の１の売上が１つのイベントに左右されるんだよ。そんな業界、もう終わってんじゃん。それをすっげぇと言う奴も終わってんじゃん。このように繁忙期が極端に忙しい業界は本気でやり方を考えないと超まずい。もし僕が花屋の店主だったら確実に「母の日」の売上比率を低くするだろう。極端な話、その日は店を開けないかもしれない。大きなイベントに依存しない自分の店だけの小さなプレゼンをたくさんやって毎日を平均化したもん勝ち。
