砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

リスクが大きい負担付贈与の出会い

昨日、岐阜駅近くの喫茶店でG社長と偶然に遭った僕だった。彼は「いやぁ~、あの会はよかった。こうして杉山さんとも知り合えたし」と微笑んだ。そう、ある異業種交流会で僕と彼は知り合った。その当時の僕は住宅ローンを抱えるサラリーマンで異業種交流会を主催する側だったため仕方なく彼と名刺を交わした。そして残念なことに17年が経った今でも住宅ローンを抱えている。だから、そんな悲し過ぎる現実はどーでもいいんです。G社長のように「この出会いの場がなかったら」と言う奴は多いが、たしかに「良い人と知り合えた」ことは結構だが「知り合いたくない奴と出会ってしまった」ことも事実だ。僕はこれを「負担付贈与の出会い」と呼んでいる。負担付贈与とは3億円の土地をもらう代わりに1億円の借金もついてくるというやつだ。当時の僕には、G社長の存在は借金と同じく避けたい対象だった。今の僕なら異業種交流会になど絶対に参加しない。だって、1億円の借金が土地代の3億円以上にふくらむじゃん。