砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

『パパにボーナスが出ますように!』

飲み会の席で「整いました。熟女とかけて、賞味期限から3日も経ったショートケーキと解く。その心は、とりあえず食う!」と披露して「この人、何言ってるの・・・」というビミョーな空気にしたことは誰にでもあるだろう。お願いだから、誤解しないでほしい。賞味期限切れの場合は簡単に腐りそうなモンブランだったら口にしないし、合成着色料&保存料が大量に入って日持ちしそうなシャトレーゼのケーキしか食べないんだ。だから、僕は何を言っているのでしょうか。「パパ、先月ボーナスが出たからお寿司をおごるね。みんなで行こうね」と次女が笑顔で言った。おいおい、泣かせるじゃねぇか。父親の顔が見てみたいもんだぜ。「ありがとうね。パパは13年間、1円もボーナスがないんだよ」「うん、知ってるよ。会社を辞めてから苦しい時期もあったもんね。たくさん食べてね」「・・・」「今日ね、おばあちゃんと七夕飾りをつけるんだけどね、短冊に『パパにボーナスが出ますように!』って書いておくね」「・・・」。