砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

女の声援と男の応援

「ねぇねぇ、昨日の晩ご飯を投稿したんだけどちゃんと見てくれた?」とLINEが届いた。彼女にバシッと言いたい。君の家族や食生活になど興味はないし、君の笑顔に1円の価値もない。僕は君のファンクラブ会員じゃないから念のため。「わぁ♪ステキ!いつかこのレストランに私も連れてってくださいよぉ」「○○さまは私の憧れですっ!」などという鳥肌がサメ肌にグレードアップしそうな女同士のコメントを垣間見る機会は多いが、彼女たちの腹の中は「もっともっとたくさん食って醜いデブになれぇ」「いいよぉ、ブクブク太って亭主も愛想を尽かすくらいまでブサイクになりやがれ。ふ、去年のワンピースが腹巻になっちまえ!」「1キロでも遠くの店に行って交通費もジャブジャブ使いなよ」という意味だろう。そうだ、そうに決まっている。こ、怖いですねぇ。ところが、世間の男たちは心から応援している。女の声援は裏があって怖いが、男の応援は裏も表もなくて愛らしい。