砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

無反応のススメ

京都大学の総長も「英語は単なるツールで日本語で思考することが大事。英語が社会の主流になると日本人のノーベル賞受賞者が一気に減る。日本語で勝負できないからと英語に励むのは愚の骨頂」と言った。以上、気になるニュースでした。今回は「無反応のススメ」だ。特にネット社会の現代では「反応すること」が義務付けられているかのような窮屈さを覚えてならない。例えば、FBなどでも「せっかく私がタグ付けして投稿してあげたのに、あの人って何もコメントしてくれないわ」と嘆くバカな連中が多い。基本的に無反応と無視とはまったく違う。静観するのもひとつの手だ。たしかに仕事でも俊敏性を求められるが、瞬時に行うことは「決断」であって「反応」ではない。「決断」は自分の中で行うことで「反応」は外へ意思表示すること。そのため決断さえ早く行えば、無理をして反応を急ぐことはない。おそらく世の中にあるストレスの38%くらいは「もっと早く反応しないと迷惑を掛ける」「仕事ができない奴だと思われる前に・・・」という愚かなものではないだろうか。