砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

抵当権設定登記で回せば一番楽じゃん

お風呂から上がって「今日も一日ご苦労様。明日も頑張れよ、自分♪」とルンルン気分で鏡に向かってドライヤーで髪を乾かしていた真っ最中にバチバチってドライヤーが火花を散らした経験は誰にでもあるだろう。ハハハ、ちびりかけたぜ。ってことで、新しいのを買うためにエディオンまで行った僕だった。数多くのドライヤーを眺めている真っ最中に一人の司法書士が前頭葉の左隅に浮かんだ。彼は「抵当権の登記ばかりで飽きちゃうよ。もっと法律知識を活かした難しい仕事がしたいよ」と愚痴っていた。「そうなんだぁ」と思った僕は後日、すっげぇ難解な相続がらみの登記を依頼した。すると彼は眉間にシワを寄せておもむろに嫌な顔をした。僕は「だよね~♪」と腹の中で大爆笑した。だったら、最初っから言うなよな。できもしないくせにカッコつけるんじゃねぇよ。「もっと難しい仕事、手応えのある仕事、やりがいのある仕事がしたい」と言った時点で生きるセンスはない。仕事はできるだけ楽なものがいいに決まってる。

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