これでぇ~ごわさん~♪(原曲:「小春おばさん」by井上陽水)。今回は君たちにとって珠玉の内容となるだろう。う~ん、毎日そうだろうけど、ハハハ。この僕が会社を辞めて独立したときに最初にはじいた数字が35万円だった。これはね、杉山家が生きるために必要なお金だったんだ。住宅ローン、水道光熱費、食費、学費、保険料その他もろもろ。言い換えれば35万円あれば生きては行けるが「生きて行くだけ」の必要最低限度額だ。これを僕は「絶対的生命維持費」と呼んでいたし、それは今でも1円も変わらない。仮に君たちが宝くじに当たったとしよう。最初に車を買い替えるとお次は家を建てるだろう。うん、それは別にいいんだよ。地域経済のためにパーッと使いたまえよ。ただね、絶対的生命維持費は1円も上げないこと。何かあればベンツをミラに、豪邸から賃貸アパートに戻すことは可能だ。しかし、毎月の水道光熱費や食費、学費などを底上げしてそれを家族全員が体で覚えてしまうと元に戻すことは結構キツイ。