砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

そこにはそこだけの事情と都合と幸せがある

苦労せずに得たものはすぐに失われる。だが、長い年月を掛けて得た青魚は腐っている。今日の教訓:青魚はできるだけその日のうちに食べましょう。昨日、銚子の漁港でサバを食いながらふと思ったことが今回のテーマだ。題して「2Bの鉛筆で描いたようなこんなド田舎でもハッピーに暮らしている人々がいるんだよ」だよ。例えば、ユニクロの製品はバングラデシュなどアジアの片隅にある小さな国の貧しい人々を酷使して作られた物だと非難されている。さらにまた、海外ブランドの高級チョコレートなどはアフリカの貧しい子どもたちが労働条件の「ろ」の字もないような過酷な環境で作った物だと報じられた。これを聞いて「ひ、ひどい!」と憤る連中はセレブに憧れる中途半端なブルジョワジーのおごった考え方しかできない身勝手野郎なんだ。そんなに可哀想だと思うならお前が代ってやりなよ。そこって猛獣に襲われる地域だよ。そこで暮らす人々にすれば生命の保証が担保されて働けるだけありがたい、のかもしれないね。

そこにはそこだけの事情と都合と幸せがある