砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

人間、細胞レベルではみんな同じだとつくづく思う氷見の旅

僕はよく思うんだ。例えば、君たちがJR熱海駅の構内で猛スピードで走り抜ける新幹線のぞみ号を3メートルの距離で体感したとしよう。きっと君たちは「す、すっげぇ速ぇ~!」と小躍りしたくなるはずさ。それぐらい速いんだよ新幹線は。しかし5分後、そこに停車するひかり525号・新大阪行に乗ってごらん。不思議だね、さっき体感した速さはまったく感じることができないんだ。そう、ちょっと離れたところで傍観している自分、「えいッ!」とそれに乗ってしまっている自分の違いが鮮明にイメージできただろうか。外から眺めていると相手のスゴイ部分しか目に映らない。ところがだ、相手のフトコロに潜り込めば大したことはない。それに一旦、潜り込めば(乗車すれば)相手が目的地までちゃんと運んでくれるんだよ。そして僕は今一度、君たちに代ってこの新幹線戦略理論を検証すべく一人旅に立つところさ。今、たった一歩が踏み出せない君たちの背中を押してあげたいんだ。ま、今日は高速バスだけど(大和田爆)。