手帳に「爪を切る」と書くのを「瓜を切る」と書いてしまったことは誰にでもあるだろう。この僕は大事な人と会う予定が入ったときにはその2日前に爪を切るようにしているため、それを忘れないように手帳に記入している。それが私のルールです。だから、そんなことはどーでもいいんです。今回は「いきなりピカソはデンジャラス」だお。つい先日、岡本太郎記念館を訪れた僕は、同じ孤高の画家として思うところが数多くあった。太郎がピカソに影響されたのは言うまでもないが、よくそこらのアホが「ピカソの絵って俺でも描けそう」と抜かしている。君ね、ピカソが14歳の頃に描いたデッサンを見てごらん、オリンパスのデジカメで撮った写真よりもリアルだぜ。ピカソに限らず、芸大を受験する学生ですら「誰でも写真のようにキレイに描けます。問題は、そこから何を訴えかけるかです」と言っていた。簡単そうに見えるけどね、キュウリやキャベツを満足に売ることもできない八百屋がたい焼きなど売れるわけがねぇだろ。