ほら、ご覧。昭和４９年の一円玉だよ。ううん、もっとよく見てご覧。ハハハ、油性マジックで今は亡き三波伸介の泥棒ヒゲのような黒い縁取りがしてあるよね。この際、こういう大バカなことをする不届き者うんぬんのお話は置いといて、問題はこれを釣り銭としてこの僕に手渡した飲食店が実際にあるっちゅうことだがね。釣り銭の中にこの一円玉を見つけたときは「客をバカにしとるのか？」とリアルに憤った僕だった。これを釣り銭で渡すという行為は、いかなる場合においてもこの僕の中のまともなジョーシキでは１ミリもあり得ない。やれるものならビットコインを油性マジックで黄色に染めてみやがれ、この野郎。だから、僕が言いたいことは「チーズバーガーやフィレオフィッシュやフライドポテトやプレミアムローストコーヒーなどの主たる商品だけがその店のサービスの対象ではないんだ」という当たり前のことだ。その店から供される有形＆無形すべてものが大切な商品であり当然、最小単位の釣り銭１枚でもそのひとつだということを覚えておいてほしい。では、また明日。
