その真偽のほどはよく分からないが、生粋の京都ピーポーの気質を表すエピソードに「ぶぶ漬けでもどうどす?」がある。どす、どするとき、どすれば、どすえ。ハハハ、君たちも勇気をもって京都人四段活用を使おうじゃないか外科泌尿器科。はい、ムダに長かったリンリン・ランラン・応仁の乱。ぶぶ漬けとはお茶漬けのことだが、京都人から「ぶぶ漬けでもどうどす?」と聞かれた際に「では、お言葉に甘えてお願いします」と返すと祇園祭の山鉾に引かれて鴨川にぷかぷか浮かぶことになると大垣市でクリーニング店を営みながら年間に30回以上も京都を訪れる友人が言うてはったどすえ。まぁ、それは「ええかげん早く帰りなはれ」という暗黙の意思表示だよね。それに近いが、こっちは「これでオシマイよ」という意味合いを込めて送ったメールに対して無理くり返事を返す連中も結構多い。ちなみに、この僕の中では「返事を返す」という表現はOKで重複言葉に属さない。例えば、メールに限らず電話でも7秒くらい会話の途中に空白が生まれれば「そろそろ」という意味だよね。それなのに無理くり会話を続けようとする空気どころか吐き気も読めない連中も多い。メールにしろ電話にしろ「はい、今日はこれにて終了です!」と訴え掛けないと分かってもらえないのだろうか。それどころか昨今では無理くりではなく喜んで話をふくらますバカも多いのでお互い気を付けよう。上記と同じような意味合いで岐阜人は「納豆・オン・ザ・ライスでもどうやね?」とは言わねぇよ。