砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

何も疑うことなく決められたことをただひたすら従順に守り続ける人々

軽い熱中症と重い栄養失調のどちらがよりタイトなのだろうか。そんなもん知らんがな。今まさに、その中間点でさまよっている杉山です。何も食べたくないけど何か食べないと確実に死んじゃうため『とろ一挑』に行った。案の定、コハダ一皿でほぼ満腹になった。「虫捕り」の校外学習に行った後、「人文字」の空撮をしていた最中、「詐欺被害防止に関する講演会」を催した後など、ここ連日のように学校行事で熱中症が原因で倒れる生徒がいる。次女が「高校のときにね、エアコンのない教室なのに下敷きであおっただけでも注意されたよ」と。まぁ、学校という収容所は理不尽を学ぶ場だからね。中学時代の弘道君は「なんで学生帽をかぶるんですか?」と的を射た質問をしただけなのに反省文を書かされたっけ。こっちは作文が得意だから架空の人物を3人くらい登場させて愛と感動の反省文を書いたったら「ふざけるな!」とさらに叱られたっけ。答えられないとムキになって怒る。そこらのあっち系より怖いよね。体調不良を訴える生徒をプールサイドで見学させるその意味が分からない。水かお茶に限定した水筒を持参させておきながら登下校中に飲むのを禁じるその意味が分からない。その理由を尋ねると答えられないからムキになって怒る。これほどまで理不尽を直に体験できる場もそうはないだろう。そりゃマッカーサーが「どうせそのうち自分たちで作り直すだろう」と暫定的に制定した憲法を何十年も守り続けている奇特な人種だから仕方ないっちゃあ仕方ないかもしれない。しかし、子どもたちの命に関わることだから悠長なことは言ってられない。今こそ学校の体質改善に向けて頑張ろうPTA。総会の後に仲良くカラオケなんか楽しんでいる場合じゃねぇぞ、この野郎。

コハダ

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