砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

一人で学んで一人でこねる

夕暮れ時の西風は快適だった。しかし、僕はこうして一人でナンをこねている。君たちは、どうしてこの僕のようないい年こいたジジイが孤独に押しつぶされそうになりながらもナンをこねているのか疑問に思ったことだろう。その答えはCMの後に話そう。ま、このブログにCMがあればの話だが。10段階で4ランクの友達から「時代は○○よね。今はそーいう時代よね」というメールがあった。まず間違いなくその手のセミナーで感化されたのだろう。ハハハ、分かりやすい奴だこと。今日からこいつは3ランクに格下げだ。前職でセミナーの裏方を10年以上もやっていたのでよく分かるが、セミナーに参加して失うものはあっても得るものはひとつもない。そこらのマルチ商法を見てご覧。会場があふれるくらいまでジジイ&ババアを集めると必要以上に強弱を付けて語り掛けているよね。洗脳だ。同じ場所に仲間がたくさんいると「僕たち私たち十把一絡げで以下同文だね」ってな感じで変に安心するのさ。進学塾がわざわざ夏休みに子どもたちをホテルに缶詰めにして発破をかけるのと同じだね。そんなにズレてはいないけど少しだけズレたような気もするので物語を軌道修正しよう。3ランクに降格した残念な友達には「お前は洗脳されまくっている現在進行形だ。僕に近づくな」と丁寧語で伝えておいた。勉強は一人でするもの。大勢の中にいると勉強した気になって終わるだけ。ナンは一人でこねるもの。ビーフカレーに浸して食べたら10段階で7~8ランク級に美味かった。

ナンをこねる