砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

53歳の奇跡:沢口靖子に学ぶ「○○になりたいのか、△△をしたいのか」

「ホラン千秋がタイプなんです」と言ったら人格を疑われた。だから、そんな総天然色の夢を見た。そこで今一度、君たちに確認したいのだが、僕は本当にホラン千秋が好きなのだろうか。40年前のホーン・ユキの間違いではないのだろうか。だから、そんなことはどーでもいいんです。午後1時を36分くらい過ぎた頃、録画しておいた『科捜研の女スペシャル』を見ていた僕がいた。おいおい、沢口靖子って僕のひとつ下だぜ。ってことは53歳だ。沢口やっちゃんの透き通った美貌に比べりゃそこらの(自称)美魔女を名乗るアンチエイジンガーが先週の木曜日の生ゴミにしか見えやしない。安定してきた沢口やっちゃん。最初の頃は「靖子は女優になりたいだけか?」と思ったりもした僕。「女優になりたいのか、いい芝居をしたいのか」。まったく違うよね。ビジネス社会に置き換えれば「社長になりたいのか、いい経営をしたいのか」。1000人の社長がいれば、前者が6割で後者は3割。え?残りの1割は?そんなもん知らんがな。とにかく「代表取締役」と印刷された薄い名刺を飲み屋や異業種交流会の席で配りまくって「社長ごっこを満喫したいだけ」の連中が大多数だった。リアルな社長業などそんなにカッコいいものでもなけりゃ楽しいものでもない。そう、社員に給料を支払うためだけに自宅まで担保に差し出すつらい稼業さ。ならばリアルな女優業も以下同文だろう。そこで君たちにも「○○になりたいのか、△△をしたいのか」と自問自答するチャンスを与えよう。

科捜研の女スペシャル