砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

そんなもの何か別のことをやっている

この4月で独立して丸16年になる。誰かお祝いしてくれ。言っておくが、言葉だけなら要らない。手に職もなく、詐欺っぽい口先と水で薄めたコーミソースのようなルックスだけで生き延びてきた。最初に始めたメルマガがあまりにマーベラスの最上級で今日に至るが、知り合いの社長から「あれをやっていなかったらどうしていただろう?」と尋ねられた。そんなもの何か別のことをやっている。おそらく名古屋は錦のホストクラブ「エーゲ海」か「アドリア海」あたりでナンバー5ホストとして「ふぅふぅ~♪」と活躍している。では、続けよう。IT企業の社長に「ネットがない時代だったらどうしていましたか?」と尋ねるようなものだ。そんなもの何か別のことをやっている。佐川急便の社長に「車がない江戸時代だったらどうしていましたか?」と尋ねるようなものだ。そんなもの何か別のことをやっている。僕も君も彼も彼女も今の仕事などたまたまやっているだけのことで、これで食えなかったら何か別のことをやっている。仕事がないからと飢え死にするまでボーっと西のお空を見上げて笑っているバカはいない。天職など間違いなく存在しないしあるわけがない。あるとしたら転職だ。今日、何事もなく食えたら明日も明後日も食えるように考えるだけのことだ。そんな大胆なひとり言をつぶやきながら松鴻町のFMまで皆の衆いや、いちごシューを爆買いに行った僕がいた。

いちごシュー