砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

僕は絶対にしないステルス手抜きのススメ

CMで元気な桐谷美玲を見ると無性に腹が立つ。学生時代にバカ暗記のダーリンと呼ばれた僕の記憶が正しければ、京の六条河原で処刑された彼女の名前は「だし」だった。大河ドラマ『軍師官兵衛』を僕はいつまで引きずっているのだろうか。ハハハ、知らんがな。そこでだ、少し前に流行った「ステルス値上げ」を覚えているだろうか。ヒヒヒ、そうだね。ステンレスが居留守を使う斬新な値上げのことだったね。歯を食いしばれ。フフフ、グーで寝起きの顔をぶん殴るぞ、この野郎。気付かれないようにこっそり値上げする。つまり、サクッと価格を上げるのではなく「5個から3個にする」など中身を減らして消費者に金銭的な負担が掛かっていないかのように思わせるまったくもって姑息な手法だ。ちなみに、姑息の正しい意味は「その場しのぎ」であり「卑怯」は誤りなので念のため。ゆえに上記では「姑息」ではなく「巧妙」が的を射た表現だ。だから、そんなことはどーでもいいんです。そして、商品の価格は変えずに内容量もそのまま。手間暇をかけることなく少しずつサービスの質を落とし手を抜く。これを「ステルス手抜き」とこの僕だけがそう呼んでいる。この言葉を全国的に広めたいので君たちも推進してくれたまえ。ちなみに、お客さま第一主義をモットーに掲げるこの僕はそんな愚かなことなど絶対にしない。全国に存在する僕のお客さま、僕はあなたの心のしもべです。『バビル2世』の3つのしもべのロデム、ロプロス、ポセイドンからお好きなしもべでお呼びください。フォー・イグザンプル:ロプロスおスギちゃんやハゼドンおスギなど。とは言え、ロデムひろりんは生理的にNGです。そんなことより今日の晩ご飯は大好物のチキンカレーだけれどステルスにんじんが垣間見える。にんじんならまだ許せるものの油断しているとチキンで隠したローリエの葉っぱを食わされる。

煮込み始めのチキンカレー