砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

バカに迎合するくらいなら積極的に孤独を選ぶ

「不幸中の幸い」と「幸い中の不幸」のどっちがよりマシなのだろうか。例えば、赤信号の交差点で停車していたら後ろからぶつけられて車が全損になったけど体は無傷だった場合とモーレツな腹痛が勃発したのでギリギリ間に合って飛び込んだトイレのドアの鍵が壊れていた場合。さぁ、君たちならどっち?だから、そんなことはどーでもいいんです。朝からずっと見事な降りっぷりの雨だったのでこれと言って何もすることがなく、少しでも油断するとパソコンに向かって仕事をしてしまいそうな僕がいた。人生、働いたら負けだ。そこでだ、冷凍室で手塩にかけて育てた東京ばな奈を食いながら中原中也を熟読していたら泣きたくなるくらい孤独を感じた。なぜに僕には友達がいないのだろう。うん、実にいい質問だね。答えは超簡単だよ。僕には横並びの発想が1ミリもないから。安い世間は「100%正しいもの」を選ぼうと考えるけど僕は「僕がいいと思うもの」を選ぶんだ。それゆえに僕は東海第一自動車学校の運転適性検査でも「協調性がない」と言われた。ハハハ、妥協しなけりゃいけないような協調性なら要らない。民主主義の法治国家だから多数決は至極まっとうなことだけど自分の好き嫌いだけは明確に示そう。協調性の分母がバカだとちとつらい。この僕に合わせなさい。

東京ばな奈と中原中也