砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

孝太郎と進次郎

ほら、ご覧。冷蔵庫を開けたら誕生日にプレゼンツしてもらった富山産ホタルイカの沖漬を発見した僕は無敵だ。冷蔵庫も定期的に開けてみるもんだね。プレゼンター曰く「以前にホタルイカの湯船に浸かりたいくらい大好きとか言っていた気がしたので」とのこと。ハハハ、それは100%あなたの勘違いだ。たしかに毛穴の奥まで粒あんを擦り込みたいとは言ったものの、さすがに冒険家の僕でもホタルイカの湯船に浸かりたいとは思わない。それにしても確実に美味い。約3年ぶりに白いご飯をお代わりしようかな?と思ったがしなかった。大昔に「ホタルイカって小さいけど成長するにつれて出世魚のようにヤリイカ、コウイカ、アオリイカと呼び名が変わるんだよ」と誰かに言った僕だけど誰に言ったか記憶が白内障なのでこの場をお借りしてお詫び申し上げます。「あれは大ウソです」。そんなことより今、テレビを点けたら小泉進次郎環境大臣が演説していた。まったく凛々しい姿だ。しかしながら所詮、親の跡を継いだだけに思えてならない僕もいる。一方の孝太郎はどうだろうか。ひょうひょうとしてどこか頼りなさげだが「元総理大臣のご子息さま」というプレミアムチケットの有効期限はせいぜい1年がいいところだろう。その後は苦悶しながらも自らの力で見事に切り拓いた現在のポジションは環境大臣に匹敵いやいや、それをも凌駕する立ち位置だろう。では、また明日。

ホタルイカの沖漬