砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

乾いたセピア色と豊潤な原色が見事に交錯する冬の三井寺と僕@滋賀県大津市・長浜市

あ、いい感じのめまいが止まらない。僕、もうダメかも知れない。ってことで、鉄分を補給するべく青春18きっぷの権利を行使することに9日前から決定していた。まずは近場の滋賀県大津市にある『三井寺』を堪能しようそうしましょう。正式の名称を『長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)』と言う『三井寺』だが佐良直美は今も元気でご活躍なのだろうか。だから、そんなことはどーでもいいんです。

三井寺

PayPayのお賽銭はOKですか?うん、やれるもんならやって渡辺美奈代。紅葉が偏差値79レベルのベストシーズンだというのに人徳なのか何気に貸し切り状態で国宝の金堂もこのとおり独り占めさ。

金堂

とにかく国宝&重要文化財がてんこ盛りで1桁の気温の厳しさも忘れるくらい歩き回って堪能した。借景かつ主役でもある紅葉も素晴らしい。滋賀県にはもったいない名刹だ。と感じていたら案の定、この三重塔はもともとは奈良県にあったものを移したらしい。滋賀県、あなたって滋賀県は・・・。

三重塔

雑巾を絞るように600円の拝観料をミリ単位で使い切って感動していたら『スタバ@ビエラ大津店』に向かうつもりがプチ鉄っちゃんの僕としたことが反対方向の列車に乗っちまったようで仕方ないから湖西線経由で琵琶湖の周囲をぐるっと回る計画に変更した僕の機転は秀逸だった。大好物の長浜駅で途中下車すると『翼果楼』で1年半ぶりに食事をした。そのときの様子は【西へ向かうJRの5つの駅と鯖街道とモンブランと僕】に掲載されているが、1年半前にはクレジットカードは使えたのになぜか今ではPayPayやSuicaがNGなのは当然と言わんばかりに時代に逆行するかの如く現金のみにダウングレードしていた。肝心の鯖寿司も以前と比べると「これ、作り置き?」と思うくらいお皿にへばり付いていたのでこれでさよならミス・ワイコフ。そんなこんなで『三井寺』への再訪は100%ほぼ確定。

鯖街道

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