砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

「麗子、あなたって麗子は・・・」とつつがなく感動した僕@愛知県名古屋市

見た目がそこらの安い新興宗教の新会員っぽくなるだけなので身勝手なマスクのムダ遣いは徹底的にやめましょう。はい、愛と勇気とチャレンジ精神が飽和状態の巻頭文はここまでです。お久しぶりに列車に乗った。そう、大好物の『名古屋市美術館』を左足から訪れるために。やっぱ鉄道も弘道もいいもんだね。そんなことより現在、没後90年記念として岸田劉生展が催されている。劉生の代表作の中には娘の麗子をモデルとした多くの「麗子像」があるが、中でも重要文化財である『麗子微笑』を筆頭に『麗子坐像』『童女舞姿』などは極めて秀逸だろう。そして『童女舞姿』の麗子とは大原美術館でも対面していたので「また会ったね、麗子。元気だったかい?」と話し掛けた僕。しかし、よく見ると麗子というよりは「美」から始まる3文字の名前のようなそんな顔立ちっぽい気がしないでもない。例えば、美津子や美代子や美佐子や美恵子など必ず中学校の同じクラスの中に1人はいる名前だね。3月1日まで開催しているものの『麗子微笑』の展示は2月16日までなので忘れずに行きなさい。

名古屋市美術館

十分に楽しんだ美術館を後にすると青柳総本家の大須本店で青柳ういろうを買った。そのまま歩いて名古屋駅に向かった僕は、エスカ地下街にある『海老どて食堂』で「海老ヒレかつソース丼定食」を必死こいて食べた。量もすっげぇ多いが味もすっげぇ大雑把だった。午後1時32分に何気に店内を観察すれば24人の客のうち11人が僕と同じ孤高のおひとりさまだった。今日もいい一日だった。

海老ヒレかつソース丼定食

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