砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

最初から存在しない悩みをわざわざ作って勝手に凹む幸せな人々

退っ引きならない用事のために近くのセブンイレブンと近くないセブンイレブンをはしごした僕は、セブンの「七」とイレブンの「十一」をピコ太郎のリズムネタのように「ん゛っ!」と合体させると「」っぽくなる驚愕の事実を発見した。ちなみに、退っ引きは「のっぴき」と読むので念のための巻頭文はここまでです。相変わらず僕って素晴らしいよね。だって、この僕だよ。このように自分で自分を褒める人間は確実に少ない。さぁ、鏡を見てみよう。「はぁ、随分とシワやシミが増えたわ」「えっ?か、髪がなくなってるぅ゛~」という具合に粗探しばかりするはずだから。そう、僕以外の人間は、自分のことに関しては悪いところばかり目につくんだよ。それなのに他人を見ると「本当にうらやましい人だわ・・・」といいところばかり目につくんだよ。ところが、他人はあなたのことを「出された料理はお皿まで食べる丈夫な胃でうらやましいわ」と思っている。あなたが気にしているシワやシミのことなどこれっぽっちも見もしちゃいない。いいかい、マジで。そして案の定、同様に他人も自分のことに関しては粗探しばかりしているんだ。だから、自分の目と他人の目をピコ太郎のリズムネタのように「ん゛っ!」と合体させると1ミリも悩みがなくなるじゃんね。本日、2回目のいいかい、マジで。そんなことを弘道はセブンイレブンの帰り道にレンゲを眺めながら考えていた。

レンゲ