砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

変わらないという進化

「負債が51億円だとぉ!?ったく、弁護士法人が破産するなんざ誰も信用できたもんじゃねぇ」。はい、地味に地道にコツコツが無難に長生きできる一番の近道だと今一度、痛感した弘道の巻頭文はここまでです。そして、稼いだお金はパーッと社会に還元しながら明るく楽しく元気に一青窈いや、生きよう。ここ数年は「きのこの山・たけのこの里」をはじめ「キットカット」などのプレミアムでリッチな味わいの大人向けのお菓子が続々と登場しているが「うまい棒」お前もか・・・。幼い頃に食べたくても満足に買うことのできなかった層の「ふ、いくら安月給でもこれくらいなら買えるから死ぬほど買いまくったる」という消費欲を狙ったものだろうが糖尿で苦しむ大人たちは残念ちゃん。ほら、ご覧。そんなゲスっぽい大人向けの商品とは一線を画す当時のままの味を今に伝えるお菓子を各務原市のダイソーで発掘した僕がいる。それが何県の何市で作られているのかを必ず確認する僕。「あたり前田のクラッカー」は古墳と千利休くらいしか特徴のない大阪府堺市で東海三県では有名な「しるこサンド」は愛知県小牧市で「ミレー」はカツオのタタキしか取り柄のない高知県高知市だ。「アスパラギンガス」は東京都中央区だからここではスルー。湿気で頭の痛い今日は無味乾燥っぽい大阪府堺市を選んだ僕。「変わり続けることだけが進化ではない」とバシッと〆て午後の熱い珈琲をすすりながら明るく楽しく元気に大泉洋いや、生きよう。これはあれでそれなりにいい一日だった。

懐かしいお菓子たち