砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

所詮、自分の器の問題

では、鳥取県米子市の森井さんからの質問にお答えしよう。「米子城を訪れたことはありますか?」「ない。が、米子駅で乗り換えた僕は境港市にある水木しげる記念館を訪れたことはある」。はい、潔癖症ゆえに水木しげるロード沿いに点在する妖怪ブロンズ像に1ミリも触れることができなかった巻頭文はここまでです。僕って完璧にアルコール消毒時代の今日この頃に打って付けの体質だよね。だから、いいことなのか?よく「あの日あのときあの人にあそこで出会っていなければ、今の自分はおそらくなかったかも知れない」などと言うが、決してそうとも限らない。あの日あのときあの人にあそこで出会っていなければ、その日そのときその人にそこで出会ったり、この日このときこの人にここで出会ってまったく同じような経験をするに決まっとる。結局のところ結果はほぼ同じであり、あの人やその人やこの人などという相手の問題ではなく所詮、自分の器の問題やっちゅう話やがな。大福を買いに行ったものの串だんごしかなかったけれど結局、これで100%満足できた僕がいる。

串だんご(あん)