砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

政治家になるほど落ちぶれちゃいない

朝方に見た短編の夢の中に僕がピチピチのサラリーマンの頃にお世話になったM社長が登場したので彼の昔話を話そう。ちなみに、ピチピチというのは若さの表現ではなく体重が86キロもあったので見た目にも物理的にもスーツがピチピチっちゅうこっちゃがな。ほら、想像してご覧。自分のお腹の肉の重力に侵されて仰向けに寝ることもできないデブのブザマな姿を。ハハハ、国宝級に滑稽だぜ。だから、そんなことはどーでもいいんです。飲食店などを手広く営んで大成功のM社長に某政党から「出馬してくれませんか?政治家としてその辣腕を振るって今の世の中を一緒に変えましょう!」と要請があった。するとM社長は「は?僕は実業家で大成功したんだよ。何でわざわざ政治家なんかに下らなきゃいけないの?ね?」「へ?・・・」「ひょっとして飲食店のオーナーより政治家のほうが上だと思ってるでしょ?ね?」「へ?・・・」「県議のW先生はうちの店に足繁く通ってくれるけど愛人と一緒だよ。県民の血税でいい気なもんだね。政治家は何もできない奴が行き着く果ての果て。二度と成功者の俺に失礼な口を叩くなよな」。ぎ、銀ちゃん、カッコいい~!by『蒲田行進曲』風。今日の晩ご飯はM社長によくおごってもらったスガキヤを思い浮かべながら冷やし中華を食べた僕。

冷やし中華