砂漠に水

...Drop by drop shifts the desert to oasis.

働かざる者よく食ってよく遊んでよく寝ればいい

なぜ君たちはチマチマと働くのだろうか。荒れ野を駆け巡るヒョウの如く働きまくっても得る賃金はせいぜいスズメの涙なのに・・・。せめて巣の元になるツバメの唾液くらいまで執念深く要求したらどうなんだ。ちなみに、高級食材として有名なツバメの巣は東南アジアの海っぺりに生息する貴重なアナツバメの巣であってそこらの民家の軒先などによく見られるそれとは雲泥の差なので念のため。「労働」「就業」「勤労」「役務」。これらは僕の大嫌いな言葉だ。なぜ働く?生きがい?使命感?いやいや、満足に食えないからだよ。しかしながら不思議なもので日本人は左うちわで何不自由なく食えるのに死ぬまで必死こいて働こうとする暇人が多い。それは「働かざる者食うべからず」という古き悪しき慣用句が示すように日本人は「働くために働く」「みっともないから働く」「他人の目があるから働く」「ボケないために働く」。情けない。僕は「明日食う米がなくても働きたくない」。ま、それも賛否両論だと思いますよ。ま、そりゃそうだ。ただね、マンションをいくつも持っていて不労所得がてんこ盛りだったり親の相続財産だけで悠悠自適な者は決して働くことなどないんだよ。すると、嫉妬のカタマリの連中が「いくらお金持ちでも働いていない人なんて・・・」と冷ややかな目で見るけれどそいつらは明日食う米もギリギリのビンボー人なんだよ。そんな連中は放っておいてあなたたちセレブ層を過剰に高評価する僕に月額5000円くらい快く恵んでくれたらどうなんだ。午前11時、僕の胸の谷間に埋め込まれたカラータイマーが「ピコンピコンピコン」と鳴り出した。この殺人的な暑さに僕の体が耐え切れなくなってきたようだ。そのためチョコレートとアルコールを一気呵成に摂取すべくウイスキーボンボンを頬張ろうと思いきや、バローでは売っていなかったのでブランデーとラム酒がそれぞれに入ったチョコレートを吸引して見事に生き返ったタフな僕がいる。

ブランデーとラム酒がそれぞれに入ったチョコレート